シンガポール航空のシンガポールスリング
ラッフルズホテルで華僑かバオチャイニーズか分からないけど華人が初めて振ったのが始まり。
シンガポール航空のシンガポールスリングは、まるでカンパリのような味わいで全然違う飲みものだった。
ラッフルズホテルのシンガポールスリングも、作り置きのシンガポールスリング風リキュールにソーダ水を入れてろくにステアしないから、泡立ちが酷くて飲めたものじゃなかった。
名古屋の名駅にある立札のチーフが作るシンガポールスリングは美味かったな。
桑名駅の北すぐにある老獪な店も。
締めの酒を汲み取って、ラフロイグをアブサンと絡めたカクテルは美味かったな。
甲府の馬酔木も。年賀状くださったNさん元気な姿でカウンターに立っているのかな。
自分で家のキッチン、カクテルを作っていると、自分がこれだと思って重い扉を開けたバーの事ばかり思う。
いい店。 扉は何故か重い。
そして外からは中を伺い知れない。
初めてでも、気持ちを込めて扉を開けると相応のもてなしと美味い酒が待っている。
カクテルは旅だと思う。