或る光栄

In case of die.

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ハンガリー・エステルゴム大聖堂

 渡欧4日目は、前日ブダペストからブラチスラバへ戻る際の列車で知り合ったスラブ美人が案内してくださいました。

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 彼女と待ち合わせした、sturovoの駅。ブラチスラバから1時間程度の、ハンガリーとの国境の小さ  な町である。

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ユーロ鉄道、ブダペスト⇄ベルリンの路線でちゃんとした停車駅。

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 駅前にはバーガーやケバブ、ビールを出すスタンドがあるだけ。

 わたしはここで煙草を恵んでくれとスラブの男性から頼まれた。

 面倒だから一箱あげたら、ドブレドブレと言ってだいぶ慕われてしまいました。


 シュトロボ在住の彼女は、国境を渡って隣町にあるマジャールスズキで事務をしていると言っていた。

 鈴木自動車の現法ですね。

 でも日本語はてんでダメで、コミュニケーションは専ら英語。

 スラブ訛りの英語はクィーンズイングリッシュに慣れた日本人のわたしには少し聞き辛い。

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先の大戦で焼け落ち、80年代頃に復興された国境の鋼製橋を行く。

 彼女がタクシーを手配して待っていてくださいました。

 典型的なスラブ美人で、歳もずっと下だがなんだかこちらがドキムネです。

 橋ができるまでの名残で、このドナウ川の渡し舟あたりで水泳大会が現在でも行われているらしい。

 今はユーロ圏同士で、いわば明確な国境自体が存在していない。往来フリー。


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橋の碑銘。

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 ドナウ川のほとりに忽然と姿をあらわすESZTERGOMエステルゴムBAZILIKAバジリカ大聖堂。

 ハンガリー国内では最大のカトリック教会。ちなみにわたしは無信心、無宗教。ゆえに寺院にも社にも宗派にもなんのこだわりもない。

 今後も神になにものかを委ねる予定はありません。

パンフレット。

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小雨の中。

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地下の方から案内された。

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かなり深い。長い階段で地下へ降りる。

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 祭壇だと思います。

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地上フロア。ドーム型の内部明かりとり。


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聖母マリアの被昇天。キャンバスに描かれた絵画としては世界最大とのこと。見事。


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 エステルゴムの旧い街区をスラブ美人の彼女に2時間くらい案内してもらった。

 それで、お礼に渡すものが無かったので、当日首からかけていたレナード・カムホートのクレーンベルのペンダントをあげた。

 珍しいのでしょう、首からハグされてとても喜んでくださいました。

 このような温もりあるライブ感はなにものにも代えがたいものだ。

 短いあいだの、ありがとう、さよならだけでも。




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