或る光栄

In case of die.

ブログに綴っている内容は勤務する企業とはいずれの関わりもありません

犬への虐待

 ララが亡くなって3日が経ちます。

 8,750時間。

 ララの為だけに費やしたお散歩の時間だけを計算してみました。

 

 ララを飼い始めて2年ぐらい経ったある日、わたしはスキーの大会へララを実家に預けて出場したのであった。

 

 新潟の高田住みだった時は、大会が石打丸山であろうが上越国際であろうが野沢温泉であろうがケージに入れてどこへでも連れて行った。

 滑り終わったらゲレンデを散歩するのが恒例の儀式だった。

 リフトの乗り口に繋いでいたこともあった。

 許されればいっしょにリフトに乗ってゲレンデを駆け巡った。

 

 ララが二歳のその時は、たまたま新潟から東京へ帰郷している最中であり、なりゆきで実家に預けたのであった。

 

 石打や野沢、上越国際でわたしが犬を連れていたのを見ていた先輩レーサーから、「犬どうしたの?自分で面倒見れないなら飼うなよ。犬がかわいそうだろう?犬虐待しているのと一緒だぞうそれ」と指摘されました。

 これは心にグサッと言うより、考えさせられてじわじわとボディーブローのように効いてきました。

 

 いまはペットホテルもシッターもいる街中で暮らしているから、経済的な自由が有るからなどと言って人に安易に預けるのはどうなのよ?と俺は思っています。

 犬の十戒ではないのだけれど、犬はもともと群れの中で暮らしたい訳で、群れから引き離されて後は飼い主と一緒にいたい訳で。

 

 人に預けていて、それで自分で本当に飼っているの?暮らしていると言えるの?って俺は思っちまうんです。

 わたしは数日間実家の親に巡回を頼んで面倒見てもらう事は有りました。ペットシッターを頼んだのは親を連れ立って沖縄へ行った時の5日間だけです。

 

 ひとり飼いでやっている人。人からしたら「虐待」と言われるような事は出来るだけしないように、動物愛護法にも反するし日本犬は天然記念物でもあります。

 自分以外、自分を殺してでも犬最優先の生活を送ってください。

 そうでなければ「犬を飼う資格」はないと言えます。

 

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