或る光栄

In case of die.

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バレンタインデー イジメから救った女の子からチョコレートを贈られたよ

今週のお題「バレンタインデー」


はてなブログではなんと2週間に渡ってバレンタインデーがお題なんだと。


 わたしがまだうら若き学生だった頃、スケ番(笑)からイジメを受けていた女の子を救ってしまったよ。


 その子は目立つタイプの女の子で、いちいちスケ番格の連中の気に障っていたらしい。


 夏のある日、一つ下の学生だったその子はいつものように女子トイレでスケ番格の女子らから袋に会っていた。


 学年下の女の子を袋にするのは認められないな、と思ったので、俺は気にせず女子トイレに入って仲裁に。


 スケ番格の女子らはグタグタ文句を言っていたが、当時カリスマだった(笑)俺の言う事をスケ番格の女子らも黙って聴いてくれた。


 3学期のバレンタインデーのその日、救ってあげた女の子はわざわざ俺の家を調べて真面目なチョコレートを持ってきてくれた。


 驚いた事に、スケ番格女子も放課後チョコレートを渡しに来た。


 俺は過去に付き合っていた女の子をその時も思っていたので、なんとも返事のしようがない、いわば窮地に立たされた。


 ホワイトデーの日に、その子らには好きな女の子がいるから勘弁してくれと言って下を向きながらキャンディを渡したんだと思う。


 それでなにごともなく終わったのだが、男は女の子を守るべきなんだと言う信念のようなものは今も変わらずに持ち合わせている。


 ただ、女の子が恥をかくような誤解の与え方はよろしくないと、そう思うんだよね。


 要領よくやれない男なんだな、と

それは今も変わらない。


 男はただモてりゃ良いってもんじゃない。やっぱり断わりを入れる時の事を考えながら女の子と関わらなきゃいけねーぜ。


 バレンタインデーにはいいんだか悪いんだか?と言うより割合そうした苦い思い出が今でも思い出される。


 人間が必死になって誰かを救うって言うのは、誰の胸にも突き刺さる。


 スケ番格の女の子は、高校に入ってからも待ち伏せを受けて何度か喫茶店で話しをした。


 今はどうしているんだろうな、と思う。なにをしていても幸せである事を願ってやまない。

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