わたしの部屋 タンス 岩谷堂箪笥
今週のお題「わたしの部屋」
岩谷堂箪笥
(いわやどうたんす)は、岩手県奥州市江刺区で作られる箪笥。1982年には経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定された。
岩谷堂家具の起源は平泉が栄えていた頃の康和年間、藤原清衡が平泉に居を移すまでの約30年間、江刺郡豊田館を本拠地とし、産業奨励に力を注いだ時代にさかのぼると伝えられている。
江戸時代の中期天明時代に岩谷堂城主、伊達村将が家臣の三品茂左右衛門に箪笥を作らせた。文政年間には、徳兵衛という鍛冶職人が彫金金具を考案した。
江戸時代には仙台藩の政策により、特産の馬市が振興され多数の他国人が出入りし、他の産物同様岩谷堂箪笥の製作が盛んになった。とwikiにあります。
奥州藤原氏の産業振興がそのルーツなんて、ロマンにあふれた家具なんだなぁと感慨深くなります。
わたしの岩谷堂箪笥は、横浜に家を買い求めた時に岩手県出身の母親がプレゼントしてくれました。石神井公園に移り住んでも、もちろん使用しています。
下段には塩沢紬の和服や帯などを仕舞っています。
他は大したものは入っていないです。入ってますが泥棒さんに狙われるので入っていないことにしておこうと思います。
岩谷堂箪笥はつくりが凄くイイです。さしに狂いがないです。もちろん、重たいです。
岩谷堂箪笥、ものすごくいいですよ。高いですけど、一生もんですから。
これからも大切にしていきたいと思います。
写真は愛犬が死ぬ間際の昨年12月30日に撮ったもの。
愛犬は長い事岩谷堂箪笥の前で過ごしていました。
夏は背中をピタッとつけて、木のひんやりとした感触を心地よく感じていたのかもしれません。