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或る光栄

In case of die.

ブログに綴っている内容は勤務する企業とはいずれの関わりもありません

北海道美人に 会いに行くべさ

 わたしが三月の中旬に出張で出かける北海道苫東の浜厚真(はまあづま)は勇払原野の海側に位置しています。

 

 夏に訪れればハスカップ摘みなどが楽しめる土地柄のようですが、わたしが向かう苫東コールセンターには電話番の女性ではなく沢山の石炭が留め置きされています。

 コールセンターと言われて電話を想像するのが一般的な中、すぐに貯炭場と思い浮かべる人は石炭火力発電関係の仕事を経験した人だけだと思いますね。

 

 

 苫東エリアは元々20世紀最後の大規模開発事業として、1960年代の最後に計画されました。

 

 諸々の事情が有って苫東開発は暗礁に乗り上げ、今も大規模な赤字を抱える昭和から平成初期にかけての負の遺産になっているようです。

 

 もともとは、戦後開拓民が多く暮らす勇払原野の弁天エリアを国が買収し、開拓民を無理矢理退去させた歴史があります。

 

 本当はそこへ事業規模年間三兆円と言われる大型コンビナートを誘致する計画だったのですが上手く行かず、結局開拓民の汗と血の混じった開拓地は開拓前のただの原野に戻ったと言う皮肉な土地柄。

 

 わたしが向かう苫東コールセンターは厚真火力発電所の燃料置き場で、厚真火力発電所は苫東エリアの大規模コンビナート用に整備された発電施設でもあります。

 

 なにも知らずにそこへ向かえばなにも感じることなく終わってしまう短期出張ですが、こうして少し興味を持って調べてみると、人間が為してきた救いようのない罪のようなものも垣間見れ、非常に味わい深いものだな と感じてしまいます。

 

 わたしの勤務する会社は社会インフラ構築が仕事でもあるので、どうしても原子力負の遺産周辺、災害復興など生来なら目を背けるまでもない、あまり関わりを持ちたくないところへも行く事になります。

 

 札幌から千歳を抜けて勇払原野に向かう道すがら、その景色を見てどんな事を感じることができるのでしょうか。

 

 

 自分が本調子ではない中、どのように心が動くのかすこし楽しみでもあります。

 

 

 

 それが終わったら三月連休で野沢温泉です。

 楽しみは歩いて来ない、自分でつくって行くんだよ って感じですかね。

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