或る光栄

In case of die.

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麺処 井の庄 汁なし坦々麺

 昨年末からハマっている汁なし坦々麺。

今日も 辛さシビれ増しで注文する。

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 山椒が口の中で弾けて、なみだを流しながら肉味噌と干し海老が絡まった麺をすする。

 彩りの菜っ葉は、水菜かパクチーを選ぶことが出来ます。

 水菜はシャキシャキ、パクチーはしんなりしながらも香りが立つ。

 辛い。鼻が緩くなってくる。

 それでもガンガンいく。箸が止まらない。


 麺を食べ終えたあとは、丼に追いメシを追加する。メシはおまけで付いてくる。

 残った肉味噌や辛味を絡ませて、酢を少したらしてマゼマゼ。レンゲでメシを食らう。

 おまけのメシを麺と一緒に食べ進める御仁もいるが、追いメシスタイルがわたしの流儀。

 

 ひとしきり食べ終えると、山椒の殻が歯の間に挟まっていてなんとなく山椒あるある。


 ああ 美味しかった。また食べよう。

 石神井最高。


 井の庄には週二で詰めていて、汁なし坦々麺が11月に出るまではつけ麺中盛りがいつものオーダーだった。

 汁なし坦々麺が出てからは、汁なし坦々麺ばかり食べている。辛さシビれ増し。涙ちょちょぎれながら。


 鎖骨はまだ上手く繋がっていない様子。

 痛みは殆どないけれど、肩のあたりと背中がずっとダルいしふざけんなって感じだ。

 昨年12月は病院にも行かなかった。

 寝ながら右側に体を預けて横寝していると、決まって3時頃に目を覚ます。また寝ようとすると、これも決まってむかしの仕事の夢を見てしまう。

 だいたい辛い思いをした夢で、スリーブが入っていないとか図面が書きあがっていないなんて言う怖い夢だ。待てよ、いまは図面はCADなんだから。ドラフターに向かう冷や汗を流す自分にびっくりして、ああ夢なんだ、夢でよかったと半分は寝ぼけた頭で夢を夢だと確認する。

 それが、夢の中身がハタチぐらいの日常だった。


 今はもう何かに追われるように働くような事もないし、ごくごく近い出来事で悪夢にうなされる事もない。


 平和に年が明けました。

 今年もよろしく。

 

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