或る光栄

In case of die.

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ワールドカップ 祭典の終わり

 6月14日からひとつきあまりの、夢のような時間が終わってしまいました。

 ケンペスの突進に胸踊らせてから幾年。やっぱりフットボールは最高だなと思わせてくれるロシア大会でした。

 今大会はずっと予習をして全試合をテレビ観戦しました。守備ブロックの技術向上が顕著な大会でした。

 勝ち上がりを見せたチームはどこも無駄な事はせずに、強固な守備ブロックを敷いてチャンスと見れば縦にボールを入れる。それを一発でゴールを決めきる。守備ブロックから中盤でのパス回しがあるかないかはチームごとのリズムの取り方によるものとしても、最後に縦に入るかどうかが勝ち負けに大きく関与していましたね。


 アルゼンチンの、狭いところをぐちゃぐちゃにしながら中に入っていく攻めが好きなので勝ち上がりを期待していました。フランスとのベスト16戦ではカンテやポグバにその狭いところを埋められて、アルゼンチンの良いところは出ないままでした。

 アルゼンチンも日本も最後の守備の部分でチームとしての決まりごとを徹底出来ていなかったなと感じましたね。得点を決めても取り返されたら勝てない訳で、守備からゲームに入りそれを最後までやり通す。それを攻守にバランスよく。


 いまうちの弟が息子(甥っ子)のチームのコーチをしているのですが、Jのジュニアチームにステップアップする場合、身体のサイズの要件が非常に高いという事です。同じスキルならサイズのある選手のほうが将来性があると判断される訳で、もちろん小学生ではサイズの伸びしろが分からない部分もあるので親や両祖父母の身長体重まで調べられるとの事。

 ただ、サイズがなくてもやっていける事もあるわけで、ルカ・モドリッチが大会MVPに選ばれた事は案外時代に逆行しているようでフットボールの持つ可能性を示しているとも言えます。

 メッシにしろ、モドリッチにしろ、アザールにしろ、乾貴士にしても。めちゃくちゃ速かったり、めちゃくちゃテクニックがあったり、めちゃくちゃフットボール脳が優れていたりとか。それを実現するフィジカル、体幹やバランスも。

 日本の選手は絶対的なフィジカルでは世界に劣るところは間違いのない事実なのだろうけれど、アザールモドリッチにはなれないと確定した事実はない。

 今大会は特にアフリカ系移民の選手やサイズのある選手が目立っていたけれども、最後に最高だと言われた選手はモドリッチアザール

 日本もサイズ偏重に陥ることなく独自のフットボールを追及していって欲しいですね。


 ちょっとワールドカップに集中するあまり、記事も書けないでいましたが、少しずつ足して行きたいと思います。

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吉林省長春市の広告

周 冬雨

携帯会社のVIVO

ワールドカップのオフィシャルスポンサーでした。

ロシア大会は中国系企業のスポンサードが本当に目立ちました。いつの日か中国でも本大会が開催されるのでしょうね。日本大会は2試合観に行けましたが、中国大会でもチケットが取れたら観に行きたいものです。

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