或る光栄

In case of die.

ブログに綴っている内容は勤務する企業とはいずれの関わりもありません

光栄

 谷川雁が好きだからと言って

 別に中国共産党が好きなわけじゃない。


 一本道がなんなのか、よくわからかった時代があった。

 戦争に負けて、全体主義への忌避感もあった。

 今はどうなんだ。


 語れ。せんない背景を蔑ろにして自分の生き様だけ語れ。幸せな時代も苦難の時代も分け隔てなく自分の言葉として語れ。

 お前は誰なんだ。

 お前は目を閉じる時に間違いなくあるひとつの指標を示すことが出来るのか。


 ただひとすじのじぶんが信じる事だけに対してのみ私は誠実だった。

 中にある事は誰も知らない。

 お前は誰だ?

 ただ青春のゆめだけに忠実に生きているのか。

 いつまでも忘れないのか。

 ひとすじの、忘れ得ないゆめ。

 大概踏みにじられるゆめの、どうしても叶えたい絞り出される植物油の一雫のような。

 

 あいつは分かっていた。

 なぜそれが起こったのか。

 大概の評価は一方的でとめどないことなのかも。

 

 人が人であるがままに、

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