或る光栄

In case of die.

ブログに綴っている内容は勤務する企業とはいずれの関わりもありません

馬頭観音とは関係なく瓶が毎日積み上がる

 だいぶん涼しくなったのでワインを嗜んでいる。

 ピノノワールやシラーズのフルボディ。

 毎晩毎晩ボトル一本がノルマ。

 なんとはなしにボーっとしながら三時間ぐらいかけて嗜んでおるけん。

 秋の夜長はやる事ないので、時々外に出て木刀で居合の形をやったりして月を眺めとります。

 

 なんだいお前さん

 そんなところに突っ立っていないで

 こっちへお越しなさいな

 

 月が優しく手招きする

 積年のシミが浮き出たムーンフェイスで

 目の下にクマをたたえて

 月下の侘しさを薄明かり照らして


 酔っ払いが避けて行く

 おいお前さん

 待ちわびる人はいるのかい


 てやんでえ 知るかい

 生まれた時からひとりなのよ

 親きょうだいの愛につつまれた

 いまはむかし


 チャララララ チャララララ

 チャララララ ラララ

 ウィーンを歩く第三の男

 プラハまで歩いていくつもりかい

 知り合いの馬丁にナシつけるから

 馬に乗って行ったらどうだい

 鞭打つことなく蹴り飛ばしもせず

 ゆっくり進んだらいい

 水と草を与えながら

 ゆったり進んだらいいのさfin

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