或る光栄

In case of die.

ブログに綴っている内容は勤務する企業とはいずれの関わりもありません

おばんでがす

 せっかく東北の奥の方に行くので、弘前と角館で桜でも観ようか?と言うことになりましたけろ。

 ちょっと勘弁してけれ って感じ。

 

 私自身、初青森になります。

 それまで自動車で自走したのは大館能代空港から出張地の能代市、東京からだと東北自動車道の西根ICが最北の地にあたりました。

 青森は今迄仕事でもプライベートでも用事がありませんでしたから、北海道行きの機内から眺める程度だったのです。

 へば いくっぺ

 

 帰りは母方の祖父のお墓がある岩手の紫波郡紫波町と言うところへ立ち寄ります。

 数十年ぶりになり、不義理な始末。

 岩手のほうは親戚、血縁とは言えほんとうに疎遠で付き合いがありません。

 母は幼少期に祖母を亡くし、以来祖父に育てられ、父は同じように幼少期に祖父を亡くして祖母だけに育てられました。

 片親に育てられた二人が出会って一緒になった訳ですね。

 わたしが思うに、二人は父親像や母親像と言うものを具体的に体感する事なくわたしなんかを育てた事になります。

 それが元で不自由な思いをしたりして来たか?って言えばそんな事はなく、まあハタチ過ぎれば自分の責任で生きて来たった事を、今考えれば強く意識して歩んで来たように思います。

 

 父方の実家は福島の郡山にあり、東北への旅はいわばご先祖様への巡礼の旅になります。


 それともう一つ、3.11を忘れてはならないと言うこと。堅苦しいことは抜きにして、東北にルーツのある自分を意識した時に自然とそう考えますね。けろ。けろ。

 東北さは、まだしばれるない。


 だっぺ?とか喋りたくなるんでしょうかね…


 自分が東京と言う街を大切にしているので、東北に行ったら東北の流儀で過ごしてみます。


 へば


 

  

 

 

 

着ていくものに悩む

 3月下旬に香港・マカオと渡った時は、彼の地が温暖な気候で気温も25,6℃と言った具合だったので機内持ち込み可能なサイズのゼロハリのスーツケースに想定しうる範囲の着衣を詰めるだけ詰め込んだ。結果重量オーバーで機内持ち込み出来なかったけど。

 東京を出た時はSchotのダブルライダースと言う革のジャケットを着て行って、これは香港ではホテルに着くまでは荷物になるなぁって覚悟してたのですが寒いくらいエアコンが効いてるバスの車内では脱がないで済んだしホテルまでの道もバス停から知れた距離なので暑さは気にはなりませんでした。 

 だってさ、イタリアから来ていた観光客夫婦と現地ツアーで一緒だったのだけど、そのイタリア夫人はダウンジャケットを着てたからね。

 イタリアはもっと暖かくなってとは5月にミラノへ行った経験からすると感じられないんだけどな。まぁ人それぞれと言うか、お国柄かな。

 私は香港・マカオではウールのサマーセーターを着てちょうど良かったです。  


 そんなこんなで今度はこの連休に東北の奥のほうにある温泉地、それも山の中の秘湯乳頭温泉郷(東北で一番らしい)に行くし、2泊目は岩手山のふもとに宿泊するので高地対策の冬支度もする必要あるなあと、いまぼんやり考えてるところなんですけれど…

 

 自動車の運転もねぇ。昨年滋賀に行ってロングドライブしたのを最後にあまり遠くには出掛けていないので。ちょっと気合いれて運転して行くつもりです。これからそんなに多くの回数を両親と旅出来るものでもないので、仲良く楽しく親孝行してきたいな、とか考えています。

 いまのところの楽しみはそれだけです。  


 おやすみん

うすのろとしながら缶と瓶 ペットボトルを捨てる

 香港での帰りしなに空港へのバスに乗るため、それと思しきバス停で待っていたら停留所のポストに掲示されている正しいバス停を教えてくれた香港のおじさんの事を思い出しながらまどろんでいました。

 バス停が移動していたんですね。

 優しい香港人のおじさん。日本で同じような事があったら私も海外からのお客さんには優しくしたいと思いました。


 ところでうちの町内では缶や瓶、ペットボトルを回収するコンテナを夜中の3時半頃に私の近所さん用に自宅のすぐ脇の回収場所にトラックで巡回して置いて行きます。

 組立式の小さな箱です。今夜は明日ゆっくりしていたいので3時半に来たら直ぐに缶と瓶とペットボトルを捨てて来ました。

 最近は家でアルコール度数が高くない飲み物に敢えてしているのでそれらの空き缶や空き瓶を捨てるのが結構めんどいです。

 ウイスキーだと瓶1本だとかですが缶は結構な量になります。

 糖質0のタイプの缶が多いですね。

 結局アルコール度数が低くても量をこなしてしまえばウイスキーあおってるのと変わらないじゃないかって話なんですけれど、まぁ気持ちの問題って事で。


 まぁ調子はあまり、好調絶好調とはほど遠い出来栄えですが、この連休は両親を連れて東北の奥のほうの温泉に旅行して来ますわ。

 

 さあ、また一寝入り出来るんでしょうかね。

 バイオリズムが完全に狂っちゃってます。

 怒り狂ったり頭が狂ったりするよりかはまだマシかな、なんて考えています。

 早起きのスズメがチュンチュン鳴き始めました。

 おやすみん

眠れない夜を抱いて

 今朝もまたおかしな夢を見て、頭痛がして3時50分頃には起きてしまいました。

 夢はまぁ色々あって終電に間に合わなかったってホントにもうどうでもいい内容でした。

 会合に普段疎遠な人といっしょに出てたらその会合が要領を得ないで0時過ぎになっても終わらず、もう会合なんてたいした事話していないし  うっちゃって帰ろうと抜け出して駅まで走る  と言うところで目が覚めました。

 ほんと馬鹿馬鹿しい話。

 駅まで終電追いかけて走るなんて現実にした事がないしね。なんだかな。


 4時半過ぎには夜が白々と明けてきて、小鳥のさえずり。頭痛を抑えるくすりを飲んでまどろんでいます。

 

 ここ数日は夜になってから冷え込む春の陽気で、毛布を一枚追加して暖かくして寝ているのですが。おかしな夢を見て早期覚醒してしまう悪いパターンが続いています。


 眠くてだるいんだけど、こうしてブログやっていると目が冴えてきて   もう眠れないでしょうね。

 

 youtubeに公開している動画があって、それが何故だか視聴回数積み上がって行ってるんですよね。いったいどんな人が視聴してくれているんだろうって。すごく気になります。

 と言うか、ぜんぜんたいした事ない動画なのに

視聴してくれてありがとうございます  ですね。

 視聴回数が増えていると、あっ   て思って 勇気のようなものが湧いて来るのでした。

 ささやかな喜びと感謝の積み重ねを繰り返して。

泣けること

 成り行きで若い男性の恋バナに巻き込まれてしまって気になり、今朝は5時半には目が覚めてしまった。


 高校をこの春卒業して今は大学生の彼、卒業を前にした先だっての3月に女の子に告白したんだそうだ。

 女の子は彼とふだんから交流があったかと言えばそうではなくて、いわば突然、突拍子もなく彼から告白された事になる。


 付き合ってほしい、と申し出た彼からの言葉に彼女の返事は。彼の言葉を要約するならこんな具合だった。

・今は誰とも付き合うつもりがない

・なぜかと言うと、今ひとりの人に決めて付き合うって事が出来ない

 そんな内容だった。

 ははーこれは体良くお断りされたなって私は話を聞いて思ったのだが、彼は特段なにも返答する事なく彼女に分かったと言って電話をきったんだそうだ。

 うん?電話?電話じゃ細かいニュアンスが伝わらないしなんで直接話さなかったんだい?って私は一瞬考えたが彼にそれを言うのはやめた。


 その代わりに、

・ひとりに決められないなら大勢のなかのひとりとして仲良く出来ないかな?

って食い下がる気はあるかい?と彼に問いただした。

 体良くお断りされたとしても男として本気出さずに引き下がるのはどうかと思ったし、どうせ同じ振られるなら彼女にダメを押して貰ったほうがキッパリ諦めがつくんじゃないか?と考えたからだ。

 

 大学生の彼は少し考えたのちに、

・電話でふだんあまり話した事もない彼女から確信的に断られたので、その時は気が動転して上手く対応出来なかった。

・出来るなら『その手』で駄目元で食い下がってみたい。

そんな旨の話を私に返答してきた。


 でも、と彼は付け加えたが。

・そんな事あとからして女々しくないですかね?

・男がすたるって言うか…


 男がすたる かよ。

 泣かせる事いうじゃないこの子。

 と私はすこし面食らったのだが。


 彼に、

酒場で偶然行き掛かり上で相席している男に色恋の相談(愚痴?)している時点で充分に男はすたってるわいね。女に告るなら自分の思いに責任持ってなにがあっても自分の胸に留め置かないとだめだろや。うんぬんかんぬんうんぬんかんぬん

と私は彼に説教垂れてしまった。


 そしてこんな私が言うのはなんだが、

君な、女に選ばれる男になりなよ

と思わず口にしていた。


 彼はその後なにもしゃべらずに生をガンガンあおって酔いが入っていった。

 て言うか未成年じゃねーか?って思ったが。


  男がすたる

って今時の若い子でも泣かせること言うんだなとちょっと感じ入ってしまい早起きした朝。

 体内時計が完全に狂ってしまってるケロ。

 


 

怖いもの見たさ 尖沙咀

 香港への旅行では尖沙咀チムサーチョイの裏通りを何回か歩いた。


 私が海外の街を歩くときのルールは事前に地図を見ておいてだいたいの地理を頭に入れてから歩き出す。

 ポイントになりそうな交差点やお店、ホテルなどがあるならそれも頭に入れて。

 そして地図やガイドブックの類はホテルの部屋に置いていく。見たいページだけiPhoneで撮影しておくって事は最近やり出した。


 初日に尖沙咀の夜の道を歩いた時は少し方向感覚が狂っていたみたいで、何度も同じ道を歩いたり気がついたら宿泊してるホテルの側まで戻って来ていたりと自分の方向感覚にずいぶん信頼感が揺らいだ。

 

 そんな街歩きをしていると、ビルとビルの間に小径があってなんとなくそこを通り抜けたくなるのだ。もともとビルの1階に入っている飲食店のバックヤードみたいになっているような場所だから、地元民ですらここは通らない。

 そこを恐る恐る抜けていく。

 店の裏口付近でタバコを吸いながら休憩している店の従業員がいたりする。

 足元を体長20cmもありそうな野ネズミが何匹も通り抜けて一瞬ドキってする。

 ネズミ、もういないよな?って感じでドキドキしながら歩いていると前方でビルとビルの間を行き交ったりしていてここは野ネズミの住処なんだと気持ちを落ち着かせて通り抜けていく。


 先になにかあるかも知れない、その100mくらいある小径の通路を抜けていくのがなんとも香港の裏街道を歩いているようで気持ちがよかった。


 男ってやつはどうしようもないから、安全な道路から不安な道へわざわざ突き進んでいくと言うどうしようもない性、サガを持っているようだ。

 まぁ最近じゃ女性の側にもだいぶむこうみずなのが増えたに違いないが。


 

 ルネスタってクスリに変えてもらったので入眠時にガツンと効いてきた。朝起きた時の倦怠が半端ないがしかたがない。耐えるしかない。

 安心して快眠の出来る自分になりたい。


 おやすみん


 

月命日の夢

 雨もよいの街にアンブレラが林立する四月の動物園。ライオンは雨宿りをしながら檻の外にある葉桜をじっと見つめて動かない。

 私は、こんな日もあるさと諦めて池のほとりに立ちすくんだ。予報にはなかったお生憎様の空に不貞腐れたい気持ちをなんとか抑えて地下鉄に乗り込む。

 車中には雨の匂いが。乗客の服や靴から流れ落ちる水滴が濡らす床。

 

 数分後、私は見知らぬ店で食事をしている。

 テーブルは会議室にあるような横長のしつらえ。

 学校の授業でも受けているかのように客は全て前方を向いている。

  ステーキにナイフを入れている。食べているかどうかは分からない。

 瞬間、薄暗い店内のしじまに場違いな閃光が走った。この店はステージで生演奏が聴けるのだった。

 教室の机のように並んだテーブルを叩きながら客たちが騒ぎ始めた。

 うるさくて食事どころではない。わたしは自分のテーブルに、支払いは後で     とメモ  書き置きを残して熱気に包まれたステージとは反対側にある従業員専用通路に歩みを進めた。

 この通路は大手町の地下街のように無計画で無為にアップダウンが続いていく。

 外に出るまでは何枚もの扉が重苦しくのしかかる。

 従業員専用通路を出た。階段の先にある扉を開けて外に出ると外苑の歩道のような景色だった。

 

 私は支払いの済んでいない先ほどの場所に戻るべきだと考え直したが、後ろを振り向いたら戻るべき通路への扉はもう   ない。

 


 すっかり雨も上がった新緑の中立ちすくむところで夢から目覚めた。

 

 なぜこのような夢を見たのか?皆目分からないけれども。

 喧騒を逃れ扉を開けて外に出たとしても、戻ろうとした時には扉はもう無くなっていて。

 自分がなにしようと考えるよりも過ぎ去ってしまったその場所  瞬間には二度と戻ることは出来ないのだな。

 過去をいくら思い浮かべてみたとしても。

 過去のことは過去でしかない。

 ならばどう生きていくべきなのか と考えているうちに瞬間は過ぎていく。


 元気出していくしかないんだ。

 

 それにしても。なぜ夢なんか見るんだろう。


 許せないものはだいぶ無くなりました。

 最近はそんな具合です。

 おやすみなさい。

 

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