或る光栄

In case of die.

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愛犬の被毛だけが残る家

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昨夜は親友達と3人だけでこじんまりとした新年会をして来ました。

 久しぶりに、ララの事もあって飲み過ぎてしまい、今日は夕方くらいまで寝たり起きたりゴロゴロしていました。

 街には若い人、学生さん方は来週あたりから期末のテストが始まるようで、大勢繰り出して割合華やかな新年の様相を呈していましたね。


 ララが居た時は毎朝夕の散歩で外界との関わりが正常に保てていたのですが、外は寒いしなんだか出不精になりつつあります。


 ふと部屋の片隅に目をやれば、ララの被毛が数本見つけられて。

 あんまり考えんのやめとこう、と思ってもそう言う訳には簡単にいかないのだ。


 部屋を模様替えしようと思っている正月明けの三連休、まああまりやる気と言うか意欲が湧いてこないね。


 昨夜もララが居なくなってしまって、やっぱり家に待っているものがいないとなると投げやりな飲み方になってしまっているなあ、とヤケ気味に酒をあおっていました。


 よくないな、と思わなくもないけれど、これがわたしなりの弔いの仕方なんだろうな と。


 悪くなったあと、高津の動物高度医療センターでセカオピもしたけれど、二度目は命を救えなかったし結果的に最後を看取る事も出来なかった。


 あの日、昼から会社を出て急いで家に帰ってみたら、父親がララの身体に白いシーツをかけてくれていた。


 ララは上からなにか掛けられるのをとても嫌ったので、シーツが掛けられているのをなにか不思議な感覚で眺めて本当に死んでしまったんだなあと感じた。


 親友も猫を亡くしているので昨夜はしみじみとした空元気のような酒混じりの新年会になりました。


 明日はまだ済ませていない初詣に気休め程度の気分で行ってこようかと思っています。


今はなにを見てもニヒルな感情ぐらいしか浮かばず、笑えないです。

 新年早々肉親や肉親のようなものを失うとかなりのダメージなんだなあと痛感しているところ。

 

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