雪で折れたユーカリの木
先日の雪で、庭に種をまいて育っていたユーカリの木の幹が折れました。
虫除けのために一昨年種まきしたら、一本だけ直径10㎝にもなる立派なユーカリの木になったのです。
正直、冬になっても成長を止めないユーカリに呆れていたところもあったのですが、雪の重みに耐えかねて幹が折れました。
今日は折れた箇所を切り飛ばし、バラした枝葉を90リットルのゴミ袋に六つほど詰めました。
葉からは柑橘系のやわらかな刺激臭がして、作業がはかどりましたね。
癒される香りでした。
東京に降る雪は、本当に重たい。
雪が降るのはしようがないと思うのです。しかし生活を脅かすような降り方は嫌なものです。
新潟の高田暮らしだった時は、毎日雪構いをしていてそれで疲れてしまい、スキーに行く気がなかなか起きないスランプも経験しました。
東京って言うのは雪に弱いって言うけれど。
降雪地域のように除雪車や消雪の散水設備を持っている訳でもなく、対策費として自治体が予算を計上してる訳でもない。そんな無防備な都市が少々の降雪で『雪にやられる』の当然の結果で嘆き悲しむような事じゃあない。
備えよ常に って言う概念が、あるところでは欠落している。
安全第一とは言うけれど、最初に提唱したUSスティールの社長は品質第二、生産第三と続けて述べている。
当たり前だが、安全第一とはただそれだけやってれば生活出来たり会社の業績が上がると言ってる訳ではない。
正月五日に死んだララは、12年半ずっと屋内部屋飼いでした。
最初から部屋飼いだったので問題は無かったのですが、ララは八ヶ月で降雪と寒さ厳しい彼の地へ行ったのです。
彼の地はエアコンが暖房時は灯油炊きになってました。
給湯器も灯油炊きでした。
まあ寒冷地手当も出ない中途半端なエリアで暖房にかかる費用には毎年悩まされました。
横浜の家のローンを支払いながら高田で二重生活、辛かった。
東京と言うより暮らしている場所へ雪が降るといろいろな事を思い出してしまいます。
新潟への転勤を断わっていたらどうなっていたかな?
いまだに横浜で、もしかしたらかわいい奥さんと日々のんびり暮らしていたのかも知れないなあ。