さようなら ワン公のララすけ
今朝は初めて散歩に行きたがらず、玄関先で突っ伏してお漏らししてしまいました。
よほど具合が悪かったのでしょうが、いつものように お留守番頼んだぞ と声に出し出社したのです。
ただ、なにか悪い胸騒ぎのようなものを感じて居たのは事実であり、昼休みの食事が終わった後に巡回をしてくれているであろう父親から電話があった時には、そのトーンから言われるまでも無くララの最期が予想できたのだった。
11時50分頃家に父親が着いた時には、ララは寝床から少し離れたトイレの場所付近でぐったり横になって、もう虫の息だったそうです。
そして血の混じった吐瀉物を2回嘔吐し、静かに苦しむ事もほとんど無く少し啼いてこの世を去りました。
犬は最期に足をぴーんとすると言うのは本当の事みたいですね。
うちのララすけも…
つきなみですが、亡骸は綺麗で笑っているような顔です。
長い間苦しむ事もなく逝ってしまったことは、わたしが看取る事が出来なかった事よりも良かった。
父親が着いて間も無くだったから、きっと誰かが看取るのを待っていたのだろう。
父親も『おまえの犬だけど、看ていて涙が出て来たよ』と静かに語った。
いい意味でも悪い意味でも、命と向き合えば あの日あの時 と言う事がある訳で、わたしもララも幸せな暮らしが出来ていて、ララなりに精一杯命を燃やして主人であるわたしに尽くしてくれたのだ。
明日は埋葬してくださる寺院へ実家の両親と行き、最後のお別れをして来ます。
わたし一人では広すぎる一軒家は、ララすけが居なくなって三割減の静けさ。
それが現実。
誰か一緒に暮らせる人を探して行こうと考えております。